美容院で行う白髪染と自宅で行う白髪染めのメリット・デメリット

ヘアカラー

気になる白髪は、白髪染めでササっときれいに染め直して毎日を楽しく過ごしたいものですね。

白髪染めの方法としては、美容室で染める方法と自宅で染める方法が主流。

今回は、白髪染めの方法2種類のメリットとデメリットについてご紹介していきます。


目次

美容院での白髪染め

美容院での白髪染め

まず先に美容院での白髪染めのメリット・デメリットについてみていきましょう。

メリット

  • 自分の髪質にあった薬剤を使うのでダメージが少ない
  • 仕上がりにムラがなくきれい
  • 自分好みの色に仕上がる
  • 色もちが良い
  • 自分で行う面倒・手間が省ける
  • 会話や雰囲気を楽しめる
  • 美容師さんに相談できる

デメリット

  • 費用が掛かる
  • 美容室に出向かなければならない
  • 予約・待ち時間などがある
  • 時間がかかる(トリートメント等も行う場合)

自宅で行う白髪染め

自宅で行う白髪染め

次に、自宅で自分で市販の白髪染めを使って行うセルフカラーリングのメリット・デメリットについてみていきましょう。

メリット

  • 染めたいときに染められる
  • 自宅で出来る
  • 低コストでできる

デメリット

  • 手の届きにくい部分など色ムラができやすい
  • 色もちが悪い
  • 準備・後片付けが面倒
  • 髪や頭皮が傷みやすい
  • トラブルが起こっても自己責任

どちらを選ぶ?

白髪染め

美容室・自宅で行う白髪染めのメリット・デメリットをご紹介しましたが、それぞれの長所・短所からみると仕上がり重視なら美容室、手軽さ重視なら自宅染めという結論になりますね。

仕上がり重視でもコストが気になる場合

ただ、美容室での白髪染めにかかる費用は一般的に10000円前後が相場。

そこにトリートメントやスタイリングなど諸々のメニューを加えるとさらに費用が掛かってしまいます。

髪の毛は個人差がありますが1か月で1㎝前後伸びます。

1万円以上かけて白髪を染めても、また新しく生えた髪の根元の白髪が目立つようになると、またすぐに根本部分の白髪染めをしなければならないとなると美容室で行う白髪染めは大変不経済。

そこで、仕上がり重視の方でも、白髪の量が多く、髪の毛のダメージがとても気になる場合はまずは美容室できれいに全体を染め、新しく伸びてきた根本は”別の方法”で対処する方法がおすすめです。

その方法とは、使うだけでカラーリングができるヘアカラーシャンプーやヘアカラートリートメントを使う方法です。

普段お使いのシャンプー・コンディショナーと置き換えて使うと、徐々に髪の表面に色を付けていくことができ、新たに生えてくる根本の白髪を目立たなくさせることができます。

これらのタイプのアイテムは髪の補修効果も高いので、美容室でのトリートメントと合わせて美しい状態で染めた髪を維持するのに役立つことでしょう。

手軽さ重視でも仕上がりも良くしたいという方は

費用をかけずに家でやりたいときに、ササっと白髪染めをしたい方は市販品を使った自宅での白髪染めがおすすめです。

しかし、仕上がりの悪さも気になるという方はセルフカラーリングをした後のフォローを念入りにするとよいでしょう。

白髪染めを使った後のフォロー

強い薬剤を使っているため、しっかりと洗い流した後にトリートメントを丁寧に行います。

その後、キューティクルがはがされ乾燥しやすくなっているので、アウトバストリートメントやオイルを使ってしっかりと補修・保湿を行うようにしましょう。

白髪染めをした後しばらくの間は続けて行うように。

また、新しく生えてくる白髪を目立たせないために、美容室で染めた髪と同じくヘアカラーシャンプーやヘアカラートリートメントを使うと良いでしょう。

注意点

自宅でセルフカラーリングをする場合に特に気を付けたい点があります。

それが、ジアミン系染毛剤を使った際に起こるアレルギー反応です。

白髪染めの使用を繰り返すたびにアレルギー反応が強くなって、ある時突然、症状が始まってしまうため、使い慣れた白髪染めでも注意が必要です

たとえるなら、コップに水を入れていくシーンをイメージするとわかりやすいことでしょう。

コップの中に水を入れていくとコップいっぱいになるまでは何も問題はありませんが、それを超えてしまえば途端に水があふれてこぼれてしまいますね。

ジアミン系のアレルギーもこれと同じで、目には見えませんがどんどん体内にジアミンに対する問題が蓄積していき、ある日突然あふれて様々な副作用を引き起こすのです。

アレルギーの症状としては、

  • かゆみやフケ
  • 赤く腫れる
  • 膿が出る
  • 目や顔が腫れてパンパンになる

などの比較的軽い症状もあれば、

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 頻脈
  • 呼吸困難

などの急性・全身性のアナフィラキシーで最悪の場合、死亡する例もあります

自宅でセルフカラーリングする場合、慣れた方だとおひとりでささっと済ませてしまう方も多いため、染める時にはより慎重に行わなければなりません

まずは必ず使用前にパッチテストを行い、少しでも変化を感じたら使用は取りやめること

気軽にやった白髪染めで重篤な副作用に悩まされることにならないよう、自衛のために絶対に事前のパッチテストを行うようにしてください。

まとめ

白髪を目立たなくさせる方法として白髪染めを利用する場合、美容室と自宅染めのどちらもメリット・デメリットがあり、そのどちらを選ぶかは最終的にはご本人の好み次第です。

しかし、選ぶ場合はそれぞれの特徴を把握したうえで最善の方法をお選びくださいね。

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