白髪染めのダメージが凄い・・・そんな傷んだ髪のケア方法とは?

縮毛矯正と白髪染めは同時にやったら髪の毛は傷みやすいのか?

白髪が気になってくると、一気に白髪染めを使って黒くする方法で対処している方も多いですね。

白髪染めを使えば、確かに白髪が多くても一気に色を付けて目立たなくさせることができますが、同時に考えなくてはならないのが髪の毛のダメージ。

色は黒くなったものの、切れやすくなった、パサつくようになったなどの白髪染めのダメージに困っている方にお勧めのケア方法をご紹介しますね。


目次

白髪染めはなぜ髪を傷める?

白髪染め 髪の毛 ダメージ

安易に使ってしまいがちな白髪染めですが、髪の毛にとっては決して良いものではありません。

白髪染めの仕組み

白髪染めは、白い髪の表面から色を付けて黒くするものではありません。

白髪染めは、第一剤で髪の毛の表面を覆うキューティクルを開き、中に染料をしみこませ、第二剤で色の発色・定着をさせて、内側から白髪に色を付けるものです。

勘違いしている方も多いのですが、白髪は問題のある髪の毛ではありません。

髪が作られる際に髪色となるメラニン色素が、なんらかの理由で通常通り注入されず白いままで成長してしまっただけの色素不足の健康な髪です。

そのため、白髪の表面を覆っているキューティクルもそろっていて、(色が白いこと以外)なんの問題もないことも多いもの。

そんな健康な髪の毛のキューティクルを強い薬剤を使ってこじ開けるわけですから、当然、髪の毛の傷みも早くなってしまいます。

白髪染めによるダメージ

白髪染めを繰り返し使うことで、

  • 切れやすくなる
  • 枝毛になる
  • 褪色
  • うねり
  • パサつき
  • 光沢(ツヤ)がなくなる

などのダメージが起こります。せっかく白髪を染めたのに、髪そのものがパサパサのボロボロでは意味がありませんね。


白髪染めによるダメージの修復方法

白髪のよるダメージ修復

では白髪染めの使用で傷んでしまった髪の毛の修復方法を見ていきましょう。

シャンプー

薬剤でダメージを受け、はがれやすくなっているキューティクルや頭皮を守るために、使用するシャンプーは弱酸性・アミノ酸系の低刺激のシャンプーに変えましょう

ラウレス硫酸やラウリル硫酸などの洗浄力が非常に強く刺激の強い成分を配合したシャンプーは、泡立ちも良くすっきりしますし安価なので使いやすいのですが、白髪染めによるダメージを受けた髪や頭皮には刺激が強すぎ、さらにダメージを深刻化させてしまいます。

色落ちを防ぐヘアカラー用のシャンプーの使用もオススメ。

さらにオススメなのは使うだけで髪を染めていけるシャンプーです。

髪を補修・修復する成分も配合しているので傷んだ髪に優しく栄養を与えながら、髪色も付けてくれるスグレモノです。

お値段は通常のシャンプーに比べて高価となりますが、白髪染めをした後に生えてくる根元の白髪を目立たなくさせる働きや白髪染めの退色を防ぐ高い効果もあり、一石二鳥以上の働きをしてくれます。

トリートメント

白髪染めで傷んだ髪の表面は、キューティクルがバラバラであったり、はがれてなくなってしまっています。

髪の毛は死んだ細胞なのでキューティクルが一度はがれてしまうと自然に再生することはありません。

キューティクルで守られていない髪は、内部の水分や栄養・染めた染料は流出し放題ですし、摩擦や乾燥した空気や紫外線などの、外からのダメージも無防備なところに受け放題という最悪な状況です。

そこでトリートメントで髪の毛に栄養を与えて補修し、水分を閉じ込めて保湿することが必要です。

様々なトリートメントがありますが、シャンプー後に使うインバストリートメントとともに、タオルドライ後に使うアウトバストリートメントも併用するのがおすすめです

アウトバストリートメントとして椿油やホホバオイルなどの天然オイルを使っても良いでしょう。

オイルマッサージ・パック

またオイルを使ったマッサージ・パックも髪の補修に最適です。

  1. シャンプー前に、オイルを適量てのひらに出して広げます。
  2. こめかみやもみあげ、襟足など髪の毛の生え際から頭頂部に向かってゆっくりともみこみマッサージをします。
  3. 全体をマッサージした後、少量のオイルをてのひらにとって広げ、髪全体になじませます。
  4. ホットタオルで髪の毛をつつみ、20分程度おいたらシャンプーで洗い流します。

ホホバオイルや椿油などの天然オイルの働きでダメージヘアの補修や保湿ができる上に、頭皮環境の改善もできるオススメの方法です。

入浴前に行い、そのまま半身浴をすれば、汗が出て毛穴も開いてオイルが浸透しやすくなります。また、血行も良くなり、育毛効果も期待できます。

紫外線対策をする

紫外線は黒髪だけでなく、染色した白髪の髪色も褪色させるので要注意です。

髪色だけでなく、髪そのものにとっても紫外線は有害。髪の内部に入り込み、髪の毛の構造を破壊し、髪の強度を低下させ、乾燥を悪化させてしまいます。

普段からUVカット機能のある日傘や帽子などの使用、スプレータイプの日焼け止めを使って、紫外線が髪にあたらないように常日頃から配慮を欠かさないようにしてください。

椿油などの天然オイルは紫外線カット効果もあるのでおすすめです。


まとめ

白髪染めは想像以上に髪の毛や頭皮にダメージを与えるため、白髪染めをしたあとのケアは普段よりも丁寧かつ念入りに行いましょう。

パサつき、切れやすくなってしまったダメージ髪は、ヘアケアをしっかりしていれば次第にツヤやしなやかさを取り戻していくことでしょう。

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