今回は、白髪染めトリートメントで満足のいく仕上がりにならない方のために、白髪染めトリートメントが染まらない時の【マル秘テクニック】をご紹介します。
目次
白髪染めトリートメントの見直しポイント

白髪染めトリートメントを使っても全然髪色が変わらない!という方、もしかしたら使い方が間違っているのかも。
髪はキレイか?
普段から整髪料をたくさん使っていたり、皮脂分泌が多くて頭皮がべたつくなどの悪化した頭皮環境ではありませんか?
白髪染めトリートメントは、キューティクルを無理やりはがすことなく外側から徐々に染めていくタイプの白髪ケア商品です。
髪の毛にべったりと整髪料や皮脂が付いていたら、それらが邪魔をして髪に染料が付着することができませんし、ついたように見えてもシャンプーをしたらすぐにとれてしまいます。
使ってるシャンプーは?
ラウリル硫酸Naなど硫酸系界面活性剤やシリコンの入ったシャンプーを使っていませんか?
上記のような界面活性剤を使ったシャンプーを使えば、その強力な洗浄力で髪の毛がきれいになったように感じることでしょう。
また、シリコンが髪の毛の表面をコーティングすることで、指通りやツヤのある美髪になったかのように思うかもしれません。
しかし、強力な洗浄剤は髪にダメージを与えるだけでなく、頭皮の保湿・保護に必要な皮脂まで奪い
「乾燥→過剰な皮脂分泌→さらにごしごし洗って乾燥→過剰な皮脂分泌という悪いサイクルに陥る」
大きな原因となると同時に、せっかく付着した染料まで洗い流してしまいます。
また、髪の表面をコーティングしてしまうシリコンのせいでさらに染料が付着しにくくなってしまうのです。
そのため白髪染めトリートメントを使う場合は、シリコン入りの強力なシャンプーは使わないようにしてください。
自然乾燥させていないか?
白髪染めトリートメントをした後に、髪を自然乾燥させていませんか?
白髪染めトリートメントは、髪の表面に色素を付着させて白髪をカバーするものです。いつまでも水分を含んだ状態で放置しておけば、当然、表面についた色素が取れやすくなります。
白髪をしっかり染める【マル秘テクニック】

では次に、白髪染めトリートメントでしっかり染めるために役立つ【マル秘テクニック】をご紹介します。
シャンプー前の乾いた状態に使う
白髪染めトリートメントは、シャンプー前に使っても問題はありません。
むしろ、白髪に色が定着しづらい・色が抜けやすいという方は、数日間は続けてシャンプー前の乾いた髪に使うとよいでしょう。
その際には、
- 整髪料を使わない
- 汗や皮脂が多い場合は、前の日に洗っておく
- トリートメント前の丁寧なブラッシング
- 細かい部分はコームにトリートメントを取って丁寧に付ける
- 髪に塗った後はラップやヘアキャップで巻いておく。さらに効果を高めるならタオルや帽子をその上に巻いてドライヤーで保温する
- 部屋や浴室が寒い時には温かくする
のが、しっかり染めるコツ。
規定時間をおいたあとは、湯シャンでとりあえず流してから、洗髪するようにしましょう。
ノンシリコン・アミノ酸系シャンプーを使う
洗浄力の強い市販のシャンプーやサラサラ髪にするためにシリコンが入ったシャンプーをやめ、髪や頭皮に優しいノンシリコン・アミノ酸系シャンプーを使いましょう。
このシャンプーなら、髪表面についた染料を無理やり落とすことはありませんし、髪や頭皮を傷めることがないので安心。色の流出も穏やかになる上に、色もちも良くなります。
しっかりドライヤーで乾かす
染髪後はタオルドライした後に、ヘアオイルなどを使って熱や乾燥から髪を守るケアをしてからドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
自然乾燥では水分や摩擦でせっかく付着した色素が定着しづらくなりますし、色素が枕や洋服についてしまうことも。
椿油やホホバオイルなどの天然オイルは、ドライヤーの熱だけでなく紫外線からも髪を守ってくれる働きがあるので、日中の日差や染めた髪を守るためにもおすすめです。
色が定着したらシャンプー後に使用
髪色を染めるだけでなく髪の補修効果も高い白髪染めトリートメントは、シャンプー前に使用することで、なかなか色が定着しづらいという問題も解決することができます。
ある程度染まったら、髪色をキープするためと根本の白髪のケアのために、シャンプー後に使うというオーソドックスな使用法に変えれば、コスパ的にも効果的です。
こんな使い方もおすすめ
Amazonに掲載された「自然派clubサスティ 利尻昆布ヘアカラートリートメント白髪染め」を使った方のレビューがとても参考になるので抜粋してご紹介しますね。
カスタマーレビュー(投稿者 西の兎さん)より
手順
1.洗髪(シャンプーで2〜3回は洗って下さい。皮脂や汚れが十分に落ちていないと何度染めても直ぐに色落ちします。)
2.乾燥(髪をドライヤーで乾燥させて下さい。濡れていると色の定着が遅いです。)
3.塗る(本体を塗って下さい。目安は何処を掻き分けても白髪が見えなくなればOKです。)
4.乾燥(蒸らすよりもドライヤーを使って乾燥させた方が色付きも良く、早く終わります。)
5.洗髪(シャンプーを使わずしっかり洗い流して下さい。)
6.乾燥(髪をドライヤーで乾燥させて下さい。)
7.確認(鏡やパートナーを駆使して塗り残しがないかチェックして下さい。)
8.塗る(塗り残しがあった場合はその箇所だけを重点的に塗り直して下さい。その後、「5」に戻ります。)
9.洗髪(塗り直す必要がなくなったら今度はシャンプーを使ってしっかり洗髪して下さい。)
10.乾燥(髪を乾かします。ドライヤーである必要はありません。)注意
1.シャンプーは石油由来の物・馬油等を避け、できれば良質の物を使って下さい。色持ちが激変します。
2.最後の洗髪はしっかり行って下さい。頭皮に塗料が残ると汚らしく見えます。
3.最後の乾燥はタオルを使っても大丈夫です。ちゃんと洗髪ができていれば塗料でタオルが汚れることはありません。
4.染髪後は毎日ちゃんと洗髪して下さい。皮脂を放置すると色持ちが悪くなりますし、枕が染料で汚れます。
洗髪→乾燥の繰り返し
しっかり染まるまでなんども洗髪と乾燥を繰り返す必要があるので大変かもしれませんが、時間がある方にはオススメの方法ですね。
まとめ
白髪染めトリートメントを何回も使っても白髪が染まらない!というお悩みの方は、まず自分の使用方法を見直ししてみることから始めましょう。
今回ご紹介したマル秘テクニックを使えば、きっと満足のいく仕上がりになるはず。ぜひ試してみてくださいね。
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